川崎の安全性を素人が計算してみた(放射線的な意味で)




国の暫定基準値の飯と水を飲み食いしまくって
一年間川崎で暮らした場合の累積放射線量を計算してみた
自分文系人間だし、計算明らかに間違ってる自信あるが自己責任で参考にどーぞ

ベクレル換算とか↓他いろんなサイトを参考にして計算した
http://memorva.jp/school/safety/radiation_bq_sv.php
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html

結果だけ見たい人は【結果】まで飛んでくれ
川崎でのデッドラインだけ見たい人は【総括】へ

【前提】

水については川崎で公開されている量を見ると
時々生田浄水場から10ベクレル弱検出されてる程度だが
取り敢えず国の基準値ピッタリを毎日1リットル飲んだと仮定


空気からの吸入量については、現在の空間放射線量から
今までの空間放射線量を引いた数値を元に計算
(今回の原発騒ぎで純増した分のみを放射性物質として計算)


食料については国の暫定基準値分含まれてる場合として計算
いろんな種類のあるけど、まぁ一日で1kgつーか2000ベクレル摂取で計算


放射性物質は全てヨウ素131と仮定し、体外排出がまったくされないと仮定
半減期については8日で半減することから一日6%減衰するとして計算
(今日100摂取し、明日も100摂取するならば、明日は96+100、その翌日なら188+100)
これは外部放射線を受ける場合以外の全てに適用


あくまで成人男性である程度の体重がある人間の場合な計算
体重軽めな人とか子供とか幼児とかはもっと違う数値が出る

【計算】
本日の川崎放射線モニタリングポストの計測値より
一時間当たり81ナノグレイという数値を採用
シーベルト換算すると0.068マイクロシーベルト

飲み食いの場合については、排出されず半減期により減算することから
例えば2000ベクレル/kgなホーレンソー食べたと仮定する
ホントだと1kgもホーレンソーなんか食わないと言いたい所だが
米炊く水やらサンマ1匹食べましたやら、コマツナ100g食べましたとか
細かいこと言い出すとキリがないので一日にトータルで
2000ベクレル摂取として計算した
実際はもっと多い気がする(福島ホーレンソーは54000ベクレルだっけ)

風呂についてはホントは計算無理なんだが
肌傷ついてたりなんだりとか、外部被爆的なことも加味して
この際飲んだのと同じ要領で計算
ただし、内部に留まらないからその時間のみで計算

【結果】(ヨウ素のみと仮定)

空気からの体外被曝量が年間595.68μsv/y
それを吸引した際の体内被曝量が6346.692μsv/y
毎日風呂った場合の体外被曝量が240.9μsv/y
毎日1Lづつ水飲んだ場合の体内被曝量が5626.5μsv/y
毎日1kg基準値スレスレの飯を食った場合の体内被曝量が8462.256μsv/y

合計すると21272.03μsv/y
つまり「21ミリシーベルト/一年」

コレは川崎の今日の数値が一年続いた場合の累積数値

「100ミリシーベルト/一生」未満であるならば健康被害に有意とはいえないらしい
国が安全ですよーと言うだけある数値

ちなみに年間被爆量は一般的に3ミリシーベルト未満が望ましいようです

【仮定1】
そいじゃヨウ素じゃなくてセシウムやプルトニウムが混ざってたらどうだろう
ヤツらは半減期がやたら長いので、減算しない計算をしてみると
年間辺り160000μsv/y
「160ミリシーベルト/一年」
所謂「直ちに健康に影響が出るわけではない」って数値だが
その後の人生アウトなのでもっと早く逃げよう

【仮定2】(規制値オーバー)
今度は規制値を大幅に上回っちゃった野菜を食い続けたらどうなるかの計算
折角だから牛乳や卵や魚もガンガン食っちゃうとして20000ベクレル計算にして
98%がヨウ素2%がセシウム他だった場合を計算してみる
⇒年間110.6169ミリシーベルト

うん「直ちに健康に問題があるとはいえない」数値が出るね
私はアウトな数字だとは思うけどな

【仮定3】
じゃあ福島の避難地域辺りで10μsv/hの空間で呼吸し
国の暫定規制値ギリギリの飲み食いした場合

原発付近はプルトニウムとか重金属の比率が高いと推測されるが
ヨウ素だけだとして計算
⇒年間2025.17ミリシーベルト

完全にアウトラインだな

【総括】
他いろんなパターンで試算した結果
暫定基準値程度の飲み食いをしながら
その場所に居られるギリギリのラインは

0.4675μsv/h

一年その場所に居ると
101.6051msv/yになり
10年も居ると1シーベルト超えちゃう

原発が完全に安定するまでの期間を東電は「1~2年」
フランスの見解では最低「10年」と言ってる以上
1年で100ミリシーベルトを超える土地は絶対アウト
10年で100ミリシーベルトに達する土地も、回避した方が無難

と私は判断する

かなりバッファ持たせてるから実際はもっと余裕だけど
危険になる前に逃げる判断したいのでこの数値を採用

とはいえ、一週間程度上記の数値が出ても、その後下がる分には問題ない
逆に一ヶ月間この数値が続くようなら引越しの準備を始めなきゃならない

で、川崎は大体0.068μsv/hなのでまだまだ余裕っすね・・・本当に放射性ヨウ素だけなら

一時的な川崎のMAX値が0.1275μsv/hだったが
この数値が続いたとすると33.23653msv/y
実際一年この数値が続くのなら引っ越すべきだと思う

あくまでコレ自分用メモなので、コレ見た人は
自分の土地の空気や水や食料の数値を元に
自分の納得のいく計算方法で結果を算出して
それを元に避難するかどうかを自己責任で決めてくださいね
この計算はかなり大雑把に危険な側へ水増しして計算してますから

自分で計算するのが面倒な人は専門家様の言うことに従った方が幸せです
万が一専門家様が信用ならなくて、このサイトを信用しちゃう稀有な方いらっしゃいましたら
メールかコメントくれればその地域のデッドラインを計算するくらいはしますヨ

ていうか吸引分の計算がなんかおかしいかな
ソレだけで余裕で年間の許容量超えちゃうんだけど・・・
明日再計算してみよっと








コメント

  1. トモ より:

    大変、勉強になりました。そんなに放射能って貯まるんですね。川崎でも怖くなりました。
    川崎でそれだと、福島近辺は、想像することが恐ろしくなります。。。
    本当に、なぜ生田浄水場だけ高いのでしょうかね?
    福島よりも高い????東京や茨城よりも高い。
    周りが嘘をついているのでしょうか?
    生田がホットスポットって事はないですよね。不思議です。
    また、参考にします。
    ため込まない計算とか、また時間があれば計算して見せてください。

  2. 管理人 より:

    ブログ運営慣れてなくて返信出来んでスマンかった
    一応数日前の日記(?)に返答くさいことは書いたつもりだったけど改めて
    放射線検出量を簡単に表すと↓みたいな感じ
    生田以外の川崎の浄水場<生田<千葉とかの浄水場<福島
    計算式は大雑把なもので、まだまだ細かいとこ追求できてないが
    ちまちま更新してるのでいずれまた
    当ブログの初コメント感謝