安全基準値って何?




本日の生田浄水場9Bq/kg未満にて不検出
本日の川崎放射線65.3nGy/h

下がりが鈍い
後20nGy/hくらい下がれば元の川崎と大体同じ数字になる

さて、今日言いたいこと
「安全基準値」とはなんぞや
といったことについての個人的見解

いつもどーり書いとくが、正確なことを知りたければ
法律家やらそーいった専門家に相談してくださいね
以下はあくまで、私個人がこう判断した
って話ですので、と免責事項

例えば
「300ベクレル未満の水は安全基準値内だから大丈夫」
という言葉があったとします。

これは
「300ベクレル未満の水を飲んでも身体に影響が出ない」
という意味ではありません。

あくまで
「300ベクレル未満の水を飲んで、身体に影響が出ても、それを認めない」
という意味だと私は解釈しております。

意味わかりますか?

「300ベクレル未満の水は安全と決めたから、その水を飲んでも大丈夫に決まってる」
という意味です。

基準が300Bq/kgの時に、200Bq/kgの水を継続的に飲んで
甲状腺ガンにかかったとしたらどうなるか。

「基準値未満の水を摂取していたのだから、明らかに甲状腺ガンの原因は水道水ではない」

ということになるのではないかと考えています。

安全基準値未満の食べ物や飲み物はいくら摂取したとしても、
それによる影響を認めない、という宣言のように私には聞こえます。

だって、安全な水飲んでて病気になったなら、病気の原因は水以外に決まってますよね。
だから、水が実際に安全かどうかは問題ではなく「この水は安全!」と決めることに意味があります。

日本は法治国家ですからね。

これは食料の基準値もそうだし、年間被曝量の基準値も全て同様です。

また、避難区域についても同じです。

あれは
「危険だから避難区域と設定する」
のではなく。

あくまで
「避難区域と設定した場所については、危険性を認めて補償する」
という範囲を定めているだけ、と私は考えます。

よって、避難区域に設定されていない場所は安全か?
と言われれば、それは違うと答えざるを得ない。

では、安全な数値はいくつで、安全な場所はどこなんだろうか?
そう思いますよね、多分皆知りたいことだと思います。
どこまでが安全で、どこからが危険なのか。

答えは
「そんなものはない」

或いは
「そんなことは誰もわからない」

これは別に国が悪いワケでも専門家が悪いワケでもないです。
自分の身体の健康は誰も保障なんか出来ません。

自分の身を守るのは自分だけです。
自ら考えて、自らの信念に従って行動し、その結果に自ら責任を持つのが当然だと思います。

「安全基準値未満だから大丈夫!」と思考停止せずに
何故安全基準値未満ならば大丈夫なのか、を考えた上で
各々の行動を決めて行きましょう、という提案でした。

因みに自分は、水の安全基準値未満は飲んでもセーフ、と判断しつつ(素人計算だが)
尚、それでも水道水は飲まない、といった選択をしております。

皆さんの思考の一助となれれば幸いです。