情報の受け取り方Part2




まず政治家や官僚が放射能関連に詳しいかって話ですが

ぶっちゃけ全く詳しくないと思ってます
彼等の専門は政治とか国政関係なんで
放射線がどうこうとかは学んでないでしょう

そんで、先日枝野さんは「わかってる人だと思ってる」という表現をしましたが
彼が放射能に詳しいとゆーのとイコールではないのでちょいと捕捉です

(今日の記事かなり支離滅裂なので面倒な方飛ばしてください申し訳ない)

枝野さんも含め政治家の中で放射能関連の専門家なぞ居ません(多分
彼が詳しいかどうかもわかりません

ただし、何かの自体が発生した時に
最悪の事態を想定して行動する、というのが最低限の基本だと勝手に思ってます

首相も官房長官も、事故発生当時は同じく放射線災害については素人だったでしょう
しかし、部下の専門家(学者共)からある程度の提言は受け取ってると推測してます
それを受けて、どういう行動を取ったか、が大事だと思うのです

私の身の回りの方々も、危険である、という可能性の情報を受け取って
それを「いやいや、大丈夫だろう」と受け取り何も対処しない方と
「もしかしたら危ないかもしれないから対処しよう」という二つのパターンを取る傾向が見られました

少なくとも枝野さんは提言を受け取って最悪の事態を想定して行動する程度の度量がある
というふうに読み取れる、というだけのハナシです

実際問題、関東に放射性物質が大なり小なり降り注いでるのは間違いないでしょう
ですが、実際にそれで最悪の事態を想定して、マスクをしたり移住したりというのは少数派です

そういった意味で、枝野さんの視察の服装を見れば
かなり初期の段階から、危険かどうか確定していなくとも
最悪の事態を想定した行動をとっている、というように私には読み取れました

そして、それが公的な場での行動である以上
国民に対しても、そういった行動を取るのが望ましい、と言ってるように受け取りました
ただ、実際にソレを言葉にするとパニックや経済的な問題が発生することから言えないだろうとは思います

また、コレいろいろ難しい話なんですが、彼は基本的に法律畑出身だったと思います
そのせいか、言葉遣いにかなり気を使って話しをしてるのが見受けられます

話し変わりますが(変わってないかもだけど変わったことにして!)

嘘吐きにも何パターンかあって

①本人が嘘だと思ってなく適当なこと言って結果的に嘘つくタイプと
②明らかな嘘をついて、人のせいにして誤魔化すタイプと
③嘘はつかずに人に誤解させるタイプの3パターンが主流だと思ってまして

①のタイプはただのバカです
自分もわかってないし、それを他に伝えることも出来ない
言葉自体の信頼性は高いのですが、情報としての信憑性は低いです

つまり本人はホントのことを言ってるつもりでも
その人が聞いた時点で曲解してたりという可能性が高いため
このタイプの発言はデータ的には正しくとも主観的には全く信用なりません

とはいえ、しゃべってはマズイことと大丈夫なことに区別すらつかないので
時々ポロっと大事なことしゃべったりするので注意が必要ですね
本人がその嘘をホントだと思い込んでる場合もあるのでいろいろ面倒な情報源

②のタイプは見た目からして悪人面なタイプがよくやるパターンです
つまり、部下の専門家集団がこう言ってたので放射能は安全です!って断言するタイプ
後で部下が言ってたから私はソレをそのまま伝えただけだ、って逃げるタイプですね

このタイプの情報源については私は完全にシカトしてます
或いは逆の意味で受け取るようにしてます

③のタイプは自分の中である程度咀嚼した上で、言質を取られないように言葉を選んで話すタイプ
例えば「ただちに影響ありません」とか言うタイプですね
このタイプは基本的に明らかな嘘をつきません

ただし、幾通りにも意味が読み取れるような微妙な表現を使うことが多いです

ちょっとコレ関係は上手くまとめられる自信がないのでひたすら思うことを書き綴ります

まず、専門家とはなんぞやって話なんですが

そもそも学者とか教授とかいうのが話す内容は信用しちゃダメです
というのも、彼等は推論に従って仮説を立て、それを検証して結果を論文にし
その論文が世間一般に認められて初めて一般論になるわけです

ヘンな言い方ですが、推論や仮説の段階でなら彼等は平気で嘘をつきます
まぁ嘘って言い方は変ですけど、正しくないことを平気でしゃべくります

彼等が言うことで確実に正しいことは、大体既に公式になってる
つまり教科書に載ってたり調べたら簡単に出てくる内容となってます

言い換えるならば、彼等が正しいことを言う場合
それは大体の人にとって既に常識になってることの場合が多いです

今回の原発事故の現象については、まだ誰も真っ当に検証を行っていない
或いは検証はしてるがコンセンサスが得られてません
そのため、現状での放射線量で安全か危険かは、ダレも確定したことが言えない状況となってます

そんな状況で「安全だ!」或いは「危険だ!」と主張する方は
それだけで私の中で情報ソースから削除対象となります

大分支離滅裂さ具合が激しくなってきますが気にせず書き綴ります

私基本的に人間不信の気があるのか知りませんが
専門家だろうか権威ある人の言葉だろうが、基本的に裏を取らないと信用しません

とはいえ、何から何まで全く信用せずに裏取りしてたら時間が足りなくなってしょーがないので
こんな感じにタグつけて判断してます

彼はアホタイプだから言ってることのみ信用して後は他で補完
この政治家のツラは明らかに悪党面なので信頼度10%、逆の意味でとるなら70%くらい
この新聞社は対立してる政党の非難するときの信頼度は60%
この知事はいつも安全安全しか言わないので記事全部読むのすら無駄
あの外人はいつも危険危険言うけど裏取り出来れば有益なので20%信用して調査

とかそんな感じで判断し
それを複合的に並べて総合的に判断してます

なので、枝野さん発言を見て「危険だと思った」というのは確かですが
それが私の行動原理の中でどれほどの量を占めるかというと
10%程度だと思われます

この微妙な数字の積み重ねが一定ラインを超えた際に行動する感じですね

あーー、自分の文才のなさとゆーか
自分の考えを上手く人に伝えるとゆーのは難しいです

何せ基本的に勘で適当に処理してますし!
精進あるのみー








コメント

  1. より:

    なるほど、緊急時に安全危険が不明な場合、最悪の事態を想定して最善の行動をする事は最悪を想定しない人より信用に値しますね~。
    しかし枝野さんの最悪の事態を想定して行動してるかはちょっと分からないと思います。
    「原発」は特別な場であり、
    例えば安全だと思ってる人でもおそらく防護服を着用する位特別な場所です。
    その「特別な場所である原発」で防護服を着る事は「普通」であり、着ない首相が極端な言い方をすれば「異常」なだけで、
    枝野さんは「慎重派」でない可能性もあるのではと思います。
    関東での記者会見等でマスクをつける等していれば最悪の事態を想定したと言えなくもないと思いますが…(想定していても着用でメディアに出れるか否かは別として)
    原発視察の姿だけでは、最悪の事態(例えば関東東北まで危険である等)を想定していたのか分からないので
    私は「枝野さんは最悪を想定して行動した」というより「枝野さんは首相よりは最悪を想定して行動した」もしくは「枝野さんの行動は普通レベル」と思っています。
    首相よりマシ位かなと(笑)
    後90%の判断基準のお話も伺ってみたいので気が向きましたら記事にして頂けたら嬉しいです~

  2. ひゆこ より:

    情報の受け取り方と若干重なるのですが。
    最近、長野、岐阜、山梨、富山、秋田のモニタリング結果が発表されました
    自然放射線も含まれるので岐阜あたりは高めです。
    これは信用してもいいのでしょうか?
    汚染マップをみる限りは基準越えの作物がでた位置と合致はします。
    もし移住しても自然由来で線量高いなら核種が同じなら影響は同じなんですよね。
    なんてまだ悩んでました。
    これこそまさに最悪時想定したら移住、なんですよね。。
    関東は、焼却灰による汚染もかなり酷かったので住むには値しないのかも。
    ちなみに欧州でヨウ素検出みたいですね。日本からではないのかな~?

  3. kurahasi より:

    >南さん
    情報の90%の残り内訳の説明
    ↓数字は既に記事にした信頼度
    Aさん 30% 白い鳥が南に10羽飛んでった
    Bさん 50% 白鷺が沢山夕方に飛んでた
    Cさん 40% 白鳥がどこかに何羽か飛んでった
    Dさん 60% 13羽の鳥が飛んでるのを見た
    Eさん 10% 夜明けにUFOが飛び交うのを見た
    こんな情報の群れがあったとして 
    とりあえず総合的に見て
    「鳥が飛んでた」「白系の鳥の可能性が高い」
    「時間帯は少なくとも夜間ではなさそうだ」
    「数は複数であるっぽい」
    「さすがにUFOは見間違えだろう」
    こんな感じの判定です
    なので枝野さん単体の信頼度がどうこうってのは
    あんまり関係なくて
    法律家出身だから言葉に気をつけてるだろう
    ツラ的にあからさまな嘘はつかなそうだ
    他の政治家よりはマトモな対応してるっぽい
    その程度の情報ソースとして保留にし
    後は他の情報と組み合わせて判定してる感じ
    なので彼が慎重派かどうかを掘り下げるんでなくて
    慎重派の可能性が他より高いので
    彼以外の情報ソースと組み合わせて考える際に
    他の、より劣悪な情報より参考度が高い
    そんなイメージです
    基本的に事実を元に情報は精査し
    人間性の推測とかは、参考に使うのがよいかと
    あんまり一つのことに拘らないほーがいいかなぁと個人的には思います

  4. kurahasi より:

    >ひゆこさん
    モニタリング結果については
    情報ソースの出所が公的機関ならば
    私はそれはそのまま信用することにしてます
    コレ疑うと自分で計測する以外なくなっちゃうので
    まぁ計測方法によって数値が格段に変わったり
    1時間辺りの表記のくせに1日16時間として発表してたりと
    一概に鵜呑みには出来ませんが
    正しいかどうかを厳密に検証は不可能です
    正しいかどうかわからない情報の群れの中から
    今後後悔しないように、自分なりの判断で取捨選択するしかないかと
    計測された線量が自然由来かどうか、というのについてですが
    原発事故以前の線量と比較するのがベストでしょう
    事故以前より増えてるなら、それはもう原発由来の何かがそのへんに飛び交ってます
    その地域の食料から基準値より高かろうが低かろうが
    そもそもセシウムなんぞが計測された時点でアウトな気がします
    ヨウ素についてですが
    今現在日本の食糧検査では基本的にセシウムしかチェックしてないんじゃないかな
    なので普通にヨウ素も混入してると思われます
    半減期を考えると大分減ってると思われますので
    植物系についてはそれほど気にしなくてもほとんど影響ないと判断してます
    動物や魚介については、微量のヨウ素とはいえ生物濃縮されることが想定されます
    ただ、これについてもヨウ素が危険なレベルで入ってる食料は
    セシウムについても一定数値以上であるだろうので
    指標としてはセシウム量だけ見てても問題なさそうです
    個人的には関東東北は全部住むのに適してないんじゃないかなぁと思ってます
    けどまぁ結局は人それぞれかな、と

  5. ひゆこ より:

    結局は個人の判断につきますがどうしてもまだ何かの情報を頼ったりしたくなります。
    放射能に詳しいという専門家ですら言うことが違うので、素人には難しい。
    後悔しないためにはいま自分になにができるかですね~
    確かに住むには適していないです。
    住んでる人には申し訳ないけど。
    わたしも関東に住んでるのですが、、
    (-_-;)いたくないけどまだ動けない人にもこのブログ救われると思います。
    パソコン調子悪いので携帯からなのでまとまりなくすみません

  6. kurahasi より:

    情報の取捨選択については、考えの合いそうな人の情報をメインに使って
    後は適当に参考情報をちょこちょこつまむ感じもアリだと思います
    大事なのは、最後の判断というか決断というか
    その辺りだけは自分の意志でやる、ってことかなぁ
    こんなブログで救われる人が居るなら嬉しい限りです
    関東でも出来ることは沢山あります
    これからも頑張っていきましょー

  7. Dr.札幌に移住 より:

    いつも読ませていただいてます。
    文才がないなんて、謙遜しないで下さい。
    私が薄々感じていたことをこんなにはっきりと表現できるなんて、とても文才あると思います。
    私も札幌に移住した者の一人です。
    これからもブログ楽しみにしています。

  8. kurahasi より:

    おお、また一人移住仲間さんが増えた~
    そろそろ当サイトの読者さんだけで10人こえそうな勢いです
    なんか普通に移住者の会とか作れそうな雰囲気
    万人にわかりやすく文章書くのは難しいとですが
    今後も精進あるのみですのぅ
    頑張りますb