もしまた事故が発生したらどうする?




コメント返信記事なので
書き方が特定の方向けになってますが
適当に気にせずいつもどーり読み流してください@w@

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関東から避難してきてそろそろ半年になり
先日の収束宣言?で世間的には落ち着いてきてるのかな

自分のほーも食事に気をつける+掃除頻度が増えてるくらいで
札幌に来てからとゆーもの、そんな原発原発!ってゆーのは気にしてなかったりします

>もう本当はみんな諦めちゃっているんでしょうか?
>毎日が無意味に思えてきました。

いや、ソコまで思いつめないほーがいいです
皆がドコまで何も考えずに放置してるかは知りませんが
ある程度考えた上で放置するのも必要だと思うんですよね

原発事故が起きる頻度に対して「宇宙から隕石が落ちてくるようなもの」
と表現した学者さんがどっかに居たと思います
また、よく聞く表現として、原発事故で死ぬよりも交通事故で死ぬ確率の方が高い、とも

ある意味コレは正しいと思います
今回の震災での死者のほとんどは津波が原因です
直接的な原発の爆発で死んだ方は今の所100人も居ないでしょう

ココで注意して欲しいのは

①「原発事故による直接的な死亡」
②「原発事故で拡散された放射性物質による間接的な影響」

この二つを分けて考えて欲しいのです
②の放射性物質による影響は個人的な努力で回避出来ます
今現在も実践してる、食事に気をつけたり掃除したり程度ですね

危険地域に住んでるのなら、引っ越したり
マスクをしたり、雨に濡れないようにしたり
目に異常を感じたら洗い流したり、まぁいろいろです

結局②についてが一番問題で、困ってるんですけど
コレについては、個人レベルで回避可能です

なので、この点についてはきちんと認識して対策すれば
別に重苦しい気持ちになる必要なぞなく
ぶっちゃけ全く気にしなくてOKです

キニシナイって言い方もアレですけど
私は気をつけてるというか・・・もう危険そうなモノを食べない飲まないマスクする
とかそんなのが日常化してまして、はっきり言って精神的には気にしてません

言い方的には気にするとか諦めるっていうのでなく
「受け入れる」
って感じですね

もう事実として放射性物質が散らばってるのはしょーがないので
その上で、自分がそれにどう対処するか、ってのが大事かと思います

次に①の原発事故による直接被害ですが
コレはもうホントに諦めるしかないですねー

例えば六ヶ所村やもんじゅが大爆発した場合
北半球が全滅するんじゃないかとも言われてます

コレについては、他国の原発でも起こりえますし
原爆貯蔵施設なんかはもっと危険です

なのですが

確率的にどうかと言えば雷にあたって死んだりとか
隕石に当たって死んだりとか
そんなレベルのハナシなので気にするだけ無駄です

ただし

もしそういう事態になったらどうするか
という覚悟は必要でしょう
実際起こった際の逃げ方とかは後述します

>映画『タイタニック』で沈没することが分かっている船上で優雅な四重奏を聴いている気分

この場合、タイタニック=日本っぽいイメージですが
実際そこまで酷い状態ではないです
この例で現状を表現するなら

タイタニックの一部の客室に毒ガスが散布され
そのすぐ横でカルテット聴いてる感じ

福島の事故は、船自体が沈む程の事故じゃないです
まぁ皆気にせずそのまま演奏聴いてたら
付近の方から死んでいって
最終的に船員が居なくなって船が運行できなくなる可能性ありますけど

単純に船の違う場所に行けば避けられる事態で
北海道なんかは直接被害ないですしね

私としては、演奏なんか聴いてないで
さっさと違う場所に避難した方がいいよー、と思いますが
毒ガス吸ったからってただちに死なないから大丈夫って言って残ってる方にそれ以上は言えません

自分達に出来ることは、最低限の忠告をしたら
後は自分の身を守ることだけです

脱線しました

えーと、危険性について過小評価して身の安全を損なうのはどうかと思いますが
逆に過大評価して、心身を衰弱させるのも問題なので
適切に、というか、妥当な判断をして、一定部分は切り捨てる必要もあると思います

船が沈まないとは言いません
しかし「今は」まだ沈みません

今出来ることは

沈みそうになった時に対処出来るだけの準備をして
準備が出来たら、後は今を楽しく生きることだと思いますよ?
必要以上の心配は身体に毒です

じゃ、必要以上の心配をせずに済む為にどうするか、なんですが
「現状を正しく判断する」「もしもの時の為に準備をする」
この二つだと思います

んで、現状についての判断ですが
上述した通り私の判断では、それほど悲観的な状況ではないと思ってます
なので、続けて準備について書いてみますね

>もし、もしも福島の状況が悪化した場合の避難・脱出先については何かご検討されていますか?

一つ思い出して欲しいのですが
福島原発が爆発してから関東へ放射性雲が来るまで1日程かかってます
私の過去の避難履歴を見ても判る通り

 爆発後に避難開始しても間に合ってます

なので、一番必要なのは
「爆発したらすぐ逃げるという覚悟」
こんだけあれば他の準備は割りとどうでもいいです

とはいえ、一応福島原発というか他原発も含めて
避難・脱出が必要になったらどうするか、ってのを書きますね

どっかの原発が事故りそうになったらどうするか

【事故発生前】
・荷物をまとめて置く
・逃げるルートを考えておく
・最低限の食料&水を備蓄しておく(3日分くらいでOK)
・後は気にせず毎日を楽しく生きる

【事故発生後~爆発前】
・爆発したかどーかのニュースをチェックする
・風向きをチェックする
・纏めてある荷物の最終チェックしてすぐ家を出れるようにする

【爆発後、或いは爆発確定っぽい情報取得した時点】
・逃げる

以上です、シンプルだなー

一個づつ詳細を書いてみます

事故発生前の荷物についてですが
コレはパスポートの取得を含みます
場合によっては免許を取得して原付を買うだとか

貯金が無い人は最低限貯金を作るだとか(避難旅行は10万で余裕だった)
食料と水なんかは、震災当日に買いに出ても余裕で間に合います
後、コレ必須なんですがマスクだけはしっかり用意しててくださいね?

おそらく一番気になってるのが避難ルートでしょう
その「答え」が知りたいのだとは思うのですがその前に

明確な答えはないです
そして、人によって答えは変わります

海外旅行しまくってるバックパッカーはすぐ海外に行けますし
車を持ってるかどうかでも避難ルートは変わります
準備をどれだけしたかによって答えが違うので

今回は一般論?というか誰でも出来そうな普通のルートをちょこっと紹介するに留めます

①新千歳から羽田へ、羽田から各地or外国へ
②電車orバスで青森へ、青森から新幹線で各地(東京or関西)
③電車orバスorタクシーで小樽へ、小樽からフェリーで関西へ

コレが妥当なトコでしょうかね

事故が発生する原発の場所によってもルートは変化します
思うんですが、福島原発が事故った場合は何も気にせずマスクして家に居れば大丈夫でしょう
ゆっくりと被害状況見て、好きな所に引っ越せばいいと思います

泊原発が爆発した場合なら新千歳ルートで大丈夫でしょう
苫小牧や釧路へ移動してからフェリーで関東経由して関西に行くのもいいでしょう
六ヶ所村や大間が爆発した場合は小樽フェリールートが安全そうに思えます

また、東北震災以上の大震災で日本壊滅レベルだったなら
交通機関が終わってる可能性もあるので
その場合ならば層雲峡のような渓谷に避難したり
網走、稚内方面に逃げてマスク生活しながら情勢を見るのもいいでしょう

大丈夫です、やりようは幾らでもあります

今必要なのは、何か起きた時に行動する覚悟と
後は今を楽しく生きようとする精神だと思いますよ

パスポートの使い道ですが
コレは事故後に外国に自ら避難するようというよりは

どちらかというと、海外から支援が来て海外脱出する際に
パスポート持ってない人よりは持ってる人のほーが優先されるんじゃないか?
とかそんなコスイ理由も含まれてます

出来ることをする、っていう準備の一環で取得しましたが
実際に海外に自ら逃げる自体はあまり想定してません

今出来ることから少しづつ始めましょう
海外脱出が不安ならば、試しに海外旅行するのもいいと思います

目的を見失っちゃダメですよ?
私の目的は「人生を楽しく過ごすこと」です
その為に健康でいる必要があり、健康を維持するために避難しました

もし、今回の震災で鬱になってしまったのならば
今やることは鬱状態を解消するために遊びまくることです多分
並行して、何かが起きた時の為の準備をしてけばいいかと思います

何度も言いますが

大丈夫です、なんとかなりますって

微力ながら協力しますんで
何かあればコメントやらメールやらどしどしどーぞ

くどいよーですがホント何度も書きますよ?

今必要なこと

「何かが起きた時に行動する覚悟」
「何かが起きた時に行動する為の準備」
「今を楽しく過ごすこと」

出来ることから少しづつやってけば大丈夫です
これからも一緒に頑張っていきましょう~








コメント

  1. Y.H より:

    全くの同感です。
    リスク一覧を考えて対策を練り、用意を行い、そのツボさえ抑えておけば、あとは楽しく生活した方が良いと思います。
    …というか、実際に今年の夏頃、悩みすぎてやや体調崩しました。
    その時は、理想(=3.11以前の世界)と現実(=放射能対策せねばならない世界)のギャップに苦しんでた感じですが、現実を受け入れてからは、特に苦痛とは感じなくなりましたね。
    大多数の安全派の中に紛れて生きるのも、ある意味慣れてきました(笑)
    今では、対策そのものを楽しくやってます。
    福島第一がバラ撒いた放射性物質の対策は出来てるつもりなので、あとは泊,東通,大間,六ヶ所事故時の脱出資金を貯めるだけですねー(笑)
    お互い楽しく生き延びるために、”適当に”頑張りましょっb

  2. だるまうさぎ より:

    さっそく記事を書いていただいて、ありがとうございます。
    なかなか原発について話し合う人がいなく、一般世論はもう収束ムード!?
    で、逆に独り悶々としてしまっていたので。
    本当にありがたく、少し楽になりました。
    今後、事故拡大にならない事を祈りつつ(あ~、でも全然楽観できない)、
    出来る対策(情報チェック、最低限の籠城物資、パスポート、短期の避難資金はOKです!)はとりつつ、
    目の前の現実を受け入れて、楽しめることは楽しまないとですね。
    正直、子供たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
    「どうしてこんな世の中に生んだんだ!」って言われないか・・・。
    (昔、思ってました)
    今、私に出来ること、
    健康に大人になれるよう、食生活など気を配れることはする。
    色々な経験をさせる。楽しいことも、ためになることも。
    勉強も、将来選択肢が広がるようがんばらせる。
    私は北海道生まれ、北海道育ちですが・・・、将来
    行きたい場所に羽ばたいていって欲しいです。
    そのためには長期の資金も必要なので、幸い定職がある今は頑張って稼がなきゃですね。
    震災直後も悲惨なニュース見ながら、日常通り(以上?)着々と進む仕事・社会の流れに非常に違和感を感じたものですが・・・。
    主様には、今後もブログ楽しませてもらいます。
    札幌生活、楽しんでくださいね。
    (今朝は寒かったですね~)

  3. kurahasi より:

    放射性物質を避ける生活なんてのは、横断歩道で左右見てから渡るとか
    その程度の認識で全然OKです
    原発事故なんてのは自分の家の隣が火事になるよーなもんです
    燃えたら逃げりゃいいんですよ
    横断歩道気をつけて渡ったからって不幸になぞなりませんし
    隣の家が燃えるかも、って怯えて暮らしても意味ないです
    出来る範囲で気をつけて、出来る範囲で準備して
    何かが起きたら行動すりゃいいワケだ
    シンプルイズベストですヨ
    周りなんか気にする必要ないです
    「赤信号皆で渡れば怖くない」を実践してる方たちも居ますが
    皆が居るかどうか、よりも「車が来てるかどうか」で判断すればいいだけです
    私やY.Hさんのよーに
    ある程度適当に気を抜いてGOです
    今日は一人でカラオケいってくまー@w@

  4. zabu より:

    だるまうさぎさんもお母さんなのでしょうか。
    やっぱり子どもがいると、将来のことを考えると、気が滅入ってしまいます。
    悲観的に考え始めるとどんどんドツボにハマっちゃうし。他のお母さん達にはなかなか相談できないし。
    でもいろいろ考えて、最終的には、kurahasiさんのおっしゃてるように「人生を楽しく過ごすこと」。これにつきるのではないかという結論に達しました。まだ不安はつきまとってますが…。
    今年は人生について、本当に考えさせられた年でした。
    こんな気になる本も紹介されていたので、今度読んでみたいと思っています。
    http://ameblo.jp/lisalisanet/entry-11111803719.html
    私は先週末から里帰りで徳島に来ていますが、札幌の方は今週末は荒れ模様のようですね。お気をつけください。(でも、家の中でいる分については、物珍しくて結構楽しいかも。)

  5. キラキラ より:

    とても参考になりました♪私もせっかく札幌に逃げて来たので楽しく過ごしたいです!ただ子供の給食については本当にいつも引っ掛かっている  本当に魚大丈夫かな? など  ただクラス1人お弁当にする決心もつかず。。。給食大好きな子供だし。。。うーん。。。

  6. kurahasi より:

    子供の幸せの為にも親が幸せでないとネ
    周りが楽しそうだと自分も楽しくなるもんです
    人が何のために生まれてきたのか、とかそーゆー哲学的なコトはわかりませんし
    社会はコレで正しいのか、とかそんなこともサッパリです
    周りがどうあれ、自分なりの考えをもって楽しくGOですよ
    給食については地産率が高い北海道の給食は
    それほど神経質にならなくても大丈夫かもしれない
    もっとも大丈夫じゃないかもしれないけど
    チェルノブイリ時の牛乳を飲んで育った世代ですが
    今の所問題なく元気にやってますし
    もし、今後病気になったからといって、あの時の牛乳のせいで!とか
    親を恨んだりとかは絶対ないですな
    あの頃親が、チェルノの影響を気にして
    水とかを天然水に切り替えたりとかしてました
    そういった姿勢を子供に見せてあげることが大事なのかも、と思わなくもないです
    小さい子供に放射能が何か、というのを教えるのは難しいですが
    最低限出来る範囲で危険性について教えてやり
    その上で、子供も弁当がいいと選択するようならば
    それを実現出来るように行動するのも一つの手かと
    子供に放射能教育する際なんですが
    放射線がどうとかセシウムがどうとか講義するんでなくて
    親が気をつけてる姿を見せる、ってのがいいんじゃないかなぁと思う次第です

  7. eupharasia42 より:

    ありがとうございます。仙台から北海道に家族で移住してきて、札幌→今は函館のほうにいます。
    せっかく新生活を始めても、心は暗く、ツイッターばっかりみて、子どもとあまり遊んであげられず、旦那にも放射能の話ばかり。
    方向を見失っていました。救われました。
    頭では分かっていても、絶対子どもを守りたいと思うと、歯止めがききませんでした。
    毎日瓦礫の反対電話とかもしてたことも。
    瓦礫の件も、なるほど、と目の前が明るくなりました。
    だめなら行動。それで間に合う。
    あとは笑って暮らそう!楽しく。

  8. kurahasi より:

    子供の笑顔を守るために一番大事なのは
    周りの人間が笑顔を失わないことです
    例えば抗議の電話にしても
    毎日悲壮な気持ちで、気合入れてかけるんじゃなく
    一日5分のシェイプアップ体操くらいのノリで
    「あ、今日の電話忘れてたや」とかそんな程度で続けるといいと思います
    放射性物質を避ける生活も日常化しちゃいましょう
    道路渡る時に左右見るのは常識ですよね?
    ソレと同じです、食材買う時に産地チェックしたり
    天気予報見るかのごとく空間線量見る感じです
    ウチのブログが多少なりとも役に立てたなら幸いです
    今後とも宜しくお願い致します
    意見やら記事の希望やら質問やら、何かありますれば気軽にどうぞ~