2014年の福島県定時降下物を見てみよう

来週には原発が爆発してから3年経過になりますな
そろそろ飛び散ってる放射性物質も封じ込めて欲しいとこですが
まだまだそーゆー状態には程遠いようです

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/koukabutsu2014-0101-0131.pdf

まずは今年の1月のデータ
見ての通りピョコピョコ検出されてます
ぶっちゃけ事故直後と大差ないレベルで出てます

本気でこのまま何も対策しない気なんでしょうか
やっぱり人口減らそうとでもしてるんですかね

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/koukabutsu2014-0201-0228.pdf

お次は2月のデータです
ほとんど検出されてません
2月は放出自体がなかったんでしょうか

んなわきゃないですね

コレ計測してる場所に降ってきたかどうかって違いがあるだけで
基本的に毎日絶賛放出中でしょう
或いは雪とかに付着したとかで計測されんかったのかしら

ただまぁ、計測値が低かったってことは
この月に限っては人間の吸引量についても
多少は低かっただろうと想定されます

結局放出自体が収まってくれないと意味ないんですけどね

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/koukabutsu799.pdf

最後に3月分、今月に入ってからのですね
3日～4日にかけてゴッソリ出てます

きっと風向き的に直撃だったのでしょう
ところで【参考】のとこの5とか6辺り
検出限界値が記載されてますよね？

ヨウ素131　　　 5.88MBq/k㎡
セシウム134　　6.23MBq/k㎡
セシウム137　　4.88MBq/k㎡

なんか検出限界値が上がってません？
上がるというか下がるというべきか

えーとつまりですね
1月のデータをちょっと見てみましょう
1月6日のデータではセシウム134が3.11MBq/k㎡検出されてます

3月の検出限界値ですと
検出限界値未満になりますので
データ上NDという扱いになります

ということはですよ
今月の1日とか2日はND表記ですが
1月6日程度降ってた可能性とかあるわけですな

いやはや、どんどん公表されるデータの信頼性が下がってきますね
ちなみに札幌の定時降下物の検出限界値はヨウ素で0.6MBq/k㎡
セシウム134が0.09MBq/k㎡、セシウム137で0.06MBq/k㎡程度となってます

まぁ札幌の計測の場合は一ヶ月単位でデータ出してるので
数値を直接比較するのはフェアじゃないですが
どっちに住みたいかを検討する指標と考えるなら瑣末な話です

そんでまぁ、今放出されてる放射性物質がドコに飛んでってるかって話なんですが
要はアレですよね、汚染マップの状況そのままだと思います

このマップが正しいかとか細かいコトは置いときます
大雑把にわかればいい話なので

つまりですね、このマップでゆーとこの真っ赤な地域は
今後も飛んでくる確率が比較的高い地域、って話です

未だそーゆー地域から移住しない皆様方
その場所には大事な何かがあるのでしょう
どんなモノかは人それぞれですし、各々の価値観があるわけです

でもでも、ソレ本当に健康とかよりも大事ですか？
もっとハッキリ言っちゃうと、命賭けるに値するモノですか？

普段そーゆーことって意識することないですし
何とも表現しづらいとこですけどねー