自給自足的生活の準備03　～初燻製に挑戦～

前回でダンボール燻製器を作りました
今回は早速燻製品を作ってみようと思います
用意したのは以下の四品

①豚肉(カタ肉を塩漬け)
②牛肉(モモ肉を塩漬け)
③鶏卵(茹でてから味噌漬け)
④チーズ

かなり突発的に作ろうと思い立ったので
肉の種類とか吟味するでもなく
適当に安いの買ってきて塩漬けしました

肉の塩漬けも、鳥ハムとかの経験から
薄めの塩で長期間漬けるのが好みだったんですが
今回はお腹の具合を重視でガッツリ塩で漬け込み

チーズについてはほとんど味のない子だったので
切ってから軽く塩胡椒
卵はいつも通りの美味しい味付けとなってます

コレをベースに燻製開始
ホームセンターでは道産なチップや
アメリカ産チップが手に入らなかったので

紅茶を使用することにしました
本当はマリアージュフレールさんを使おうと思ったのだが
友人達に「それは勿体ないからやめとけ！」と、かなり強く止められたので断念

なんかよくわからん適当なのと
ウェッジウッドさんを混ぜて使ってみました

というか、ウェッジウッドさんは五年くらい前のなんですが
袋明けただけで部屋中に漂ういい香り
またもや友人から勿体ないコール、もう開けちゃったもんねヘヘーンだ

コレに砂糖を混ぜて火にかけます

煙が出てるの見えますでしょうか
手前にチラチラ見えてる白いのが砂糖ですね
この煙で燻してくワケです

ところでこの煙、普通に台所とかでやると
家中煙塗れになることが予想されるのでお風呂でやりました
しかし、風呂の戸を閉めると火が見えなくて危険なので

こんな感じで風呂のドア部分をゴミ袋で簡易的に封鎖
写真には写ってませんが下30センチくらいは
火が見えるようにちゃんと空いてます

んで、実際に今回やった手順並べてみます

①肉の塩漬け＋卵の味噌漬け⇒1日
②塩漬け肉の塩抜き無しで、流水でさらっと洗うのみ
③網に載せて「煙無しで」「肉のみを」2時間ほど弱火で乾燥
④チーズ&卵を追加し、紅茶の煙で一時間程燻す

チーズが溶けました
温度が高すぎたようです

反省点①
チーズと肉類は別々にやるべし
もしくはチーズの温度に合わせてやって
肉は後で別途さらに薫醸するといいのかも

美味しく(？)焼けましたー

卵とても美味しかったです
チーズ、もうちょっと味付け濃い目でも良かったかもです
肉、超しょっぱかったです

反省点②
やっぱり肉は塩漬けしっかりやらんと
なんか非常に残念なモノが出来上がっちゃうようです

ただ、漬け込み時間も短かったため
肉の周辺部はしょっぱい、肉の中心部はちょうどいいお味
とゆーよーな感じに出来上がりました

豚肉については、肉の甘みが増すというか
ぎゅっと何かが凝縮された感じになります

牛肉については、なんつーかアレです
ビーフジャーキーですねコレ
燻製に牛の肉ってあんまり向いてないのかもしれない

ベーコンとか生ハムって大体豚ですしね

そして作ってて思ったんですが
コレって燻製してるっつーより
アレですね、オーブンですよオーブン

反省点③
紅茶で燻製する場合完全密封する勢いじゃないと無理ぽ
お風呂場燻製やるのはウッドチップとか入手してからにしようと思う

というか、もしかして煙って要らないんじゃないかしら
煙を出そうとすると、火の管理も大変ですが
干し肉を作るだけってなると、大分楽に作れそうな気がします

ということで、一歩づつ前進というか後退
次回は美味しい干し肉というか
生ハムっぽいモノの作成したいと思います

尚、使い終わったダンボールは
網外して畳むとこんな感じ
さー、次回に向けて今度はしっかり塩漬けするゾー