川崎に浮遊する放射性物質の内訳を素人が計算してみた




本日の生田浄水場9Bq/kg未満にて不検出
本日の川崎放射線63.4nGy/h

川崎の放射線量がちゃくちゃくと減ってってはいるが
やっぱり一番怖いのは内部被曝

半減期が短い放射性ヨウ素131が一番多いらしいが
ヨウ素129だったら1570万年の半減期だし
セシウムやストロンチウムは30年
他にもトリウムやらプルトニウムやらカリフォルニウムやらわっさわさ居るが

コイツらは、ほぼ無害化される前に、人が死にます(寿命で)

で、ありえない想定ですが、今日の川崎の空間放射線63.4nGy/hという数字
もしコレが一粒のプルトニウムか何かの半減期が長い放射性物質が発していたとして
それを吸い込んでしまって一年排出されなかったら
一体どれくらいの内部被曝が起きるか

  174.7μSv/y

じゃあ、毎日一粒づつ吸い込んでったら年間どれくらいの内部被曝?

 
3023166μSv/y = 3023mSv/y = 3.02Sv/y

身体が溶けて死ねるレベル

そんな恐ろしい半減期の長い放射性物質が
川崎にどれくらい浮遊してるのかを計算してみた

【前提条件】
・ヨウ素半減期は8日と設定する。(正確には8.1だとか8.04だとか数字見た気がするがスルー)
・ヨウ素以外の半減期はないものと設定する。(30年とか2万5千年とかの数日分なんて誤差扱い)
・算定に使用する数値は、あくまで川崎の平常時の数値(35~40nGy/h)を除いた数値を用いる。
・3/21の110.6nGy/h(150.6-40)という増加した川崎の放射線数値を基準として、
そこからどれだけ減少したかの計算を行っている。

【データ1】
・3/29に97.4nGy/hを記録

8日間で元の51.89%まで下がっていることからヨウ素の半減期とほぼ一致する。
セシウム等半減期の長い放射性物質からの影響は1.09nGy/hと推測される。
3/21~3/23は雨であり、3/21に放射性物質が降下したと考えている 。

計算式

97.4-40=57.4          自然放射線分を除外
51.89-50=1.89          ヨウ素以外のパーセント
57.4/100*1.89=1.09      純増分を100%ととしてそのうちの1.89%の実数を計算

【データ2】
・4/6に78.1nGy/hを記録

16日間で元の34.44%まで放射線量が低下した、ヨウ素の半減期と一致しない。
放射性物質のほとんどがヨウ素であるならば、25%前後まで低下していなければならない筈であり、
半減期の長い放射性物質による放射線が3.59nGy/h存在していると考えられる。
尚、3/24以降雨は降っていない 。

【データ3】
・4/20に66.8nGy/hを記録

30日間で元の24.23%まで放射線量が低下した。
放射性物質のほとんどがヨウ素であるならば、7.75%まで低下していなければならない数値であり、
半減期の長い放射性物質による放射線が4.41nGy/h存在していると考えられ、増加の傾向にある。
前日の4/21は雨だった 。

【データ4】
・4/27に63.4nGy/hを記録

37日間で元の21.15%まで放射線量が低下した。
ヨウ素だけなら4.25%になってる筈だが継続して乖離が見られ、
セシウム他の放射線が3.95nGy/hと考えられ、4/20よりは減少が見られる。
尚、4/21に雨が降っている。

【纏め】

空間放射線量についてはデータを見る限り、飛散した放射性物質がヨウ素のみであるとは到底言えない。
また、ヨウ素以外(セシウムやプルトニウム等)と思われる放射線量が継続して増加していたが、
原発事故より一ヶ月後の前後一週間付近では、4nGy/h平均で推移している。

危険かどうか?それは一昨日の記事参照してくれ。
ちなみに毎日4nGy/hの放射線を発する半減期の長い放射性物質を取り込んでいった場合。

年間の内部被曝量 516μSv/y

ぱっと見セーフな数字だけど、排出されない限り死ぬまでコレが続くと思えばいい。
無駄かも知れないが私はマスクつけるよ。








コメント

  1. kishida0 より:

    ヨウ素みたいに吸収するトコ無いから
    肺などに留まらない限りうんこになって
    出ると思う
    長くても一日
    マスクは良いと思う

  2. 管理人 より:

    本記事の計算は空中浮遊してる放射性物質の比率計算と、それを吸い込んだ時って想定なのです。
    肺に留まる場合ってどれくらいで排出されるんでしょうね。
    自分はよくわかりませんが、空気が怖いって嫌だなぁ。