青森県のキノコで120Bq/kg検出




思うのですが
去年の今頃ですと原発やら放射能関連の話
テレビとかで報道されることなかったんですよね

今だと、ウチで紹介してるレベルのことは
普通にテレビでも流れてるので
もしかしてコレ系の記事って書く必要ないのかしら、とか思いつつあります

【野生キノコで基準値超え 青森・十和田市】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121012/dst12101223250019-n1.htm

栽培モノじゃなくて野生のモノです
とりあえず場所を確認してみましょか

towada

紫のピンが今回のキノコが出てきた十和田市の中心
この枠内のドコかは知らぬ
右上のピンク?のピンは六ヶ所村です

この青森のチチタケなるキノコの放射性物質が
ドコ由来のかは不明

もしかしたら福島事故以前からこの数値だったかもしれんですし
六ヶ所村が何か噴出させてるのかもしらんですし
その周辺にこっそり瓦礫焼却灰が捨てられてるのかもしれん

とまぁ、原因はわからんですが
仮に福島の原発事故由来だとすると
ちょびっと困ったことに

汚染マップでマトモなのが全然出て来ないので
視覚的な汚染マップは海外のを参考にしてるワケですが
国内にどの程度降ったかっつーのは、昨年3~5月の新聞の切り抜きを参照してます

ソレによると、青森県は137.5Bq/㎡です
適当に他の県の数値抜粋しますんで参考にどうぞ

単位はセシウムでBq/㎡
https://kurahasi.com/migration/wp-content/uploads/imgs/c/9/c9e5c383.jpg

北海道 16
青森県 137
秋田県 346

岩手県 2973
山形県 22502
茨城県 40660
東京都 17318
静岡県 1286

こんな感じの数値だったので
私の中では以下のように区分けしてました

・10000以上⇒住めない
・1000前後⇒要注意(食べ物はパス)
・100以下⇒安全

青森県は137.5Bq/㎡ですんで
リンゴとか食うのはアリだと思ってました
なのですが、今回のコレで意識がちょこっと変わりました

・50以上⇒警戒
・30~50⇒注意
・30未満⇒安全

この区分けだと

新潟県 84.5
富山県 32.2
福井県 62.1
三重県 50.3
高知県 72.8

高知県、ちょっと気になりますね
ココ産のは全く気にせず、むしろ安全だろくらいの意識だったのですが
青森の事例を見ると、そうでもないのかもしれない

その辺りの線引きは各個人の好みでやるとして
やっぱりキノコだけは注意してくのが良さそうですね

500Bq/kgまでOKだった暫定基準値によって
どれだけのモノがすり抜けてきたのか・・・
過去のコト気にしてもしょーがないですが、ちょぴっと気になるとこですな

【北電供給余力5%台見通し…今冬の計画停電回避か】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20121012-OYT8T00039.htm

リンク元読むと、なんとかして電気が足り無いとゆー方向に持っていこうとしてるのが
アリアリと伝わってくるので、ちょぴっと読んでみるのオススメ

要点纏めると、北海道の電気は足りるから計画停電必要無し
火力発電所がブチ壊れた時の為に節電要請します
そんな感じの内容です

「北海道・本州間電力連系設備」のケーブルも過去に切断されるなどしており、
電力需給が逼迫する危険性は依然として・・・とか書いてます

ちなみにこのケーブル、去年二度程事故りましたよね
その時は泊原発にて発電したものを東北に全部送ってました
つまり、泊稼動無し&ケーブル切れた状態で北海道は電力自給率が130%超えだったワケです

節電すること自体には異論ないですけど
足りない足りないとウルサイですね
そんなに電気供給に自信がないなら、電力自由化して他に任せればいいのにネ

【青森・大間原発の南西に活断層 約14キロ、さらに延長も】
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012101301001807.html

オマケです

開発再開した大間原発付近で活断層発見とのこと
コレがナニにどう関係するかは知らんですが
備忘録的に一応掲載








コメント

  1. モズ より:

    >今だと、ウチで紹介してるレベルのことは普通にテレビでも流れてるので・・・
    およ? マジですか。
    テレビなんてめっきり見てないので、放射能汚染は一切無かったことにされてるのかと思ってました。。。
    そこそこ報道されてるんですね。
    10月から仕事の都合で、以前みたいに情報漁る時間が無くなりました;
    このブログの紹介記事は、色々調べる切欠として結構助かってます。
    青森のキノコは・・・・・・
    そもそも青森県の137という結果は”青森市”での結果と思われるので、今回キノコを採取した太平洋岸は、この結果よりもさらに降下量が多いんじゃないでしょうか。
    青森産の純粋りんご蜂蜜から16Bq程度出た実績があるので、以降係数の高いキノコ類等は、場所によってはこれくらい出てもおかしくないのかなと。。。
    北海道も同様に、北大と釧路大の降下物測定結果から積算すると、釧路は札幌の5~6倍程度はフォールアウトしてると思われます。
    50以上を警戒するとなると道東の沿岸部も含めた方が良いかもしれません。
    大凡ですが、根釧の沿岸部は80~110Bq/㎡(1.5~2.2Bq/kg)程度は降ったんじゃないかなと見てます。
    道東でも内陸の方や十勝平野は関しては、各種土壌調査結果を見るにここまで降ってるとは思えません。
    石狩平野より、若干多い程度かと推定してます。
    根釧地域は酪農がメインですが稀に農産物も見かけるので、移行係数が高い食材(キノコや山菜など)は注意した方が良いかもしれませんね。
    道央近郊ではあまり見かけませんが・・・。
    乳製品に関しては、汚染稲わらを与えていない限りは、最近はあまり気にしなくても良いレベルになってきたかな、ってのが心象です。
    札幌16Bq/㎡と青森137Bq/㎡の差は、やっぱ津軽海峡上を吹く風のバリアが効いたのかもなぁ。

  2. kopan より:

    私も、避難・食べ物の判断はこの新聞記事を基準にしてますが・・・ この高知県の72.8はちょっとおかしいかなぁ
    福一から高知県までって800キロくらいなんですよね。
    距離は関係ないとはいえ、600キロの大阪が20弱で3倍以上ってのは、他の原発のお漏らし等疑った方がいいかなと思ったんですが・・・でも、一番近い伊方に最も近い愛媛で13.3ってのはおかしいし。
    風向きの関係かもしれませんが、そうなると隣の徳島との差がなぁ・・・
    計測地点がたまたまホットスポットだったのかもしれませんが、そうだとすると、高知産ひとくくりでNGにするのは早計かという気はしますね。
    まあ、さらに食べる物が少なくなるので逃げ道探してるのかもしれませんが、私はw
    この辺の基準は自己判断でしかないですねー。
    いずれにしても、キノコは要注意ですが。
    というか、「原発事故以前からこのくらい出てたんじゃね?」という今日この頃です。

  3. kurahasi より:

    >モズさん
    原発関係記事は今後も続けますヨー
    主にネタ切れ防止の為に@w@
    北海道東部については、ソース無しですが
    牛乳とかから結構出てましたね
    今はどうなんだろう?
    まぁ今回のコレ見て今までと変わるコトつったら
    青森リンゴはパスろうかな、くらいですね
    北海道産リンゴありますしな
    >kopanさん
    高知よくわからんですよね
    伊方原発が何かやっちゃってたりして
    順当に考えるなら海上経由なんでしょうけど、よくわからんです
    今までは高知産と北海道産があった場合
    何も考えずに手にとってましたが
    今後は一緒に並んでたら北海道産選ぶかな、くらいですね
    その時食べたい野菜とかで、北海道産なしの高知産アリなら普通に買います多分
    どっちみちキノコはドコ産だろうと当分全部パスですけどネ!