ウクライナのザポリージャ原発にて事故




なんか事故が起きてたようです
事故ったのは11/28
発表されたのは12/3

【ウクライナのザポリージャ原発で事故、装置の異常で原子炉は緊急停止】
http://www.businessnewsline.com/biztech/201412032318390000.html

電源装置がショートして原子炉本体が緊急停止だそうな
放射性物質が外に漏れたとかゆーことはない、との発表です
特段目を引くよーな部分はないんですが、こっからは噂話

なんかねぇ、線量が上がってるんじゃ?って人がちょこちょこ居るんですよ
何かわからん何かが起きて、何かが飛んできてるかも?
そんで、その何かが丁度今日当たり到着してんじゃね?って話

どれほど信憑性があるかわからんですが
まぁ念のためアレコレ見てみましょう
まずは風向き

今回は福島からの風じゃないので
地上の風向き見てもしょうがないですね
上空の偏西風の動き見てみましょう

【10hpa(上空3kmくらい)】
20141205

【500hpa(上空5000mくらいで対流圏の中間)】
20141205_02

ちょっと見づらいので日本の場所に赤丸入れました
風の流れ的には、確かに来ててもおかしくはないですね
いろんな高度の風向き見ると北九州や鳥取島根辺りが疑わしそうです

北海道はたまたま気圧配置が良かったのか
丁度風が避けて通ってるよーです
続いて各地の空間線量でも見てみます

新潟線量

島根線量

私が見た感じですと九州は特に変化なかったですが
日本海側の各県で線量がかなり上がってるように思います

0.1μSv/hをちょこちょこオーバーしちゃってます
この数字ってどうなんでしょう0.1μSv/h
異常な数値でしょうか、それとも普通の数値でしょうか

北海道線量

とりあえず北海道の数値見てみますと
0.03~0.05μSv/hくらいになってます
少なくとも北海道よりは線量高いようです

ここで福島原発の事故直後のデータを見てみました
私が川崎に住んでたころに毎日記録してたデータです
いやはや懐かしいデータですな

kawasaki

これを見ると3/21のデータが150.06ng/h
シーベルト換算で0.128μSv/hって書いてありますね
丁度3号機が吹き飛んだのが関東に届いた頃でしたっけ

0.1μSv/hってゆーと3/25が0.1024μSv/hなので
福島原発事故後の3/25の川崎と今の新潟が同じくらいってことのようです
当時の私ですと財布引っつかんでダッシュで避難した線量ですなぁ

そんでまぁ、コレが危険かどうか、なんですけど
今の日本でのこの数値は、一般的には危険でない数値です
変な言い回しになっちゃってますけど、こう言うしかない

茨城線量

茨城県の線量です
普通に0.1μSv/h超えてます
これ平常運転です、いつもこの数値

いつも、っていうのは福島原発事故以降、って意味ですね
当然ながら福島県や千葉の柏なんかはこれよりもっと線量高いです

そんなワケでして、危険か安全かって言われても難しいですね
ウクライナの事故が関係あるんだかないんだかも謎ですし
何かが飛んできてたとしても、今普通に生活してる茨城や福島未満なレベルですし

とゆーことで、いつも通りの対策なマスクしましょうか

洗濯物干したら普段より多めに叩いて取り込みましょう
もし雨が降ったら決して濡れないように注意しましょう
濡れちゃったら服は洗濯してお風呂へGOです

何も起きてないだろうと考えつつも
簡単にできる対策がありますし
やって損のないことですので念のためどうぞ

それより常時0.1μSv/h越えちゃってるのに
ソレが普通になっちゃってるのが怖いなぁと思う次第

でも困ったことに日本の線量
全般的にじわじわ上がってる気がする
こんな状態なのにカバー取り外ししてるんですよね

封じ込めに着手できるの何年後なんでしょうか