折れたコルクの抜き方解説 ブランデー&コニャック系

古いブランデーのコルクとかが折れてしまうことがあります。
というか、普通に開栓できることの方が稀で、8割がた折れます。
そんな折れてしまったコルクの私なりの取り方紹介。

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こちらが折れてしまったコルク。
左側が蓋側で、右側のが瓶側になります。
見た目でわかるか謎ですが、コルクがすっかすかに柔らかくてつつくと崩れる感じ。

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まずはコルクが中に落ちてしまわないようにします。
裁縫セットとかに入ってる適当な針をプスプスと三ケ所。
気になる人はアルコール消毒やら火で炙るなりしてからどうぞ。

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続いて、コルクの側面が糖分で固着してる可能性を鑑みて、そこを温めます。
具体的には、水で濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジでチンします。
寝ぐせとか抑えるのにやる感じのアレ。

そのタオルで、コルク周辺を温めて、固着した糖分を溶かします。
並行して、その固着部分(コルクと瓶の隙間)を4本目の針で掘ります。
あんまり掘りすぎるとコルク片が下に落ちるので、半分くらいを目安に。

タオルも、冷えたら適宜再度の温めを。

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取れました。お疲れ様です。
瓶口の内側にコルク片が結構残ってるので、綺麗に拭います。
そして中身を他の瓶に移し替えます。

私は100均の漏斗にお茶パック(綿100%)を刻んだモノをセットして濾してます。
これはまぁ、味わい(香り)が変わるかもって懸念があるので、濾材はお好みで。
ティッシュやらコーヒー用のやら、その日飲む分だけ濾して、自分で確認するといいかと。

濾すんであれば、コルク落としちゃってもいいんでは?って説もあります。
うん、落としちゃってもいいんじゃなかろうか。
最終的にお好みでGOです。