屋久島の煎茶を購入するようになって、お湯を沸かす機会が増えました。
となるとですね、ガスの消費が結構なことになるのです。
そこで、湯沸しにかかるコストを下げられないモノかと考えました。
まずやったのが、ペットボトルに水を汲み置きすること。
冬場の水道水はキンキンに冷えてて超冷たいです。
しかし室温は20度と暖かく、部屋に水置いておけば水も温まります。
次に考えたのは、湯沸しに使う金属の熱伝導率。
元々はステンレスの片手鍋で沸かしてたんですよ。
でもステンレスの熱伝導率はめちゃくちゃ悪い。
ぶっちゃけお湯を沸かすのには全く向いてません。
熱伝導率が良いのは銀>銅>アルミ>鉄>ステンレスの順な感じ。
さすがに銀は高過ぎ、ってことで、銅のヤカンを買うことにしました。
届いた箱がこんなん、スゲー高そうな箱が来た。
ところで銅製品には水を殺菌する効果がどーのこーのって言う人が居ます。
だから銅製の湯沸しは健康的だ!みたいな感じの説。
嘘ではないけど、虚言です。
今日本で買える銅製の製品は、内側がメッキされてます。(真鍮が多い)
別に銅の成分が溶け出したりしません。
つーかそもそもの話ですが、水道水の蛇口の根元、一般的には銅管です。
ヤカンで銅摂取とか何言ってんだか意味不明です。
鉄瓶とかならまだ溶け出す効果もあるでしょうけど・・。
箱の中身はこちら。
黒銅がどーのこーの書いてありました。
カセットコンロに置いても抜群の安定感。いい感じ。
湯沸しにかかる時間ですが、前より多く水を入れて、前と同じ時間で沸く感じ。
多少は効率的になったように思います。
でもなんだ、アルミとそんな変わらない気はする。
銅製品はそこそこ高いので、コスパ考えるとアルミでいいように思う。
ちなみにアルミ食器が身体に悪いかもとかなんとかって説もある模様。
詳しくは書きませんけど、アルミでも湯沸しに使うなら一切気にしなくていいと思う。
ちなみに買ったのはコレの黒銅タイプ。
今は売り切れてるようです。黒いのは人気無いのかな?
お値段は5000円くらいでした。ピカピカしてる方は1万円超える模様。
あ、そうそう、使い心地の続きについて。
エコ的な意味での使い心地は悪くなかったです。
それ以外の使い心地は割りと微妙でした。
何かというと、注ぎづらい。口が小さいんですよね。
沸かしたお湯はサーモスのステンレスポットに注いでるんですが、時間かかる。
だばーって入れられないのがちょっと難点です。
また、最後まで注ごうとすると角度的にかなり急な角度になります。
蓋はちゃんと押さえてないと落ちます。
蓋外すと熱くて持ってらんないので、そーゆーのがヤな人には向かない。
それから上の取っ手の部分ですが、ここはめっちゃ固い。
取っ手部分と本体部分とを持って、両手で動かさないと動きません。
これは個人的には利点だと思ってますが、人によっては欠点と感じるかも。
すんごい固い。そして蓋が小さい。なので蛇口からだと水が入れづらいかもしれない。
汲み置きでやる分には全く問題ないです。
とまぁ、こんな感じ。
辛口レビュー的なことばかり書きましたが、個人的には満足してます。
ただまぁ人に勧めるかっつーと、微妙な気がする。
アルミ系の湯沸しでいいと思います、ハイ。
ちなみに私が銅製とアルミ製の2択で悩んだもう1個のヤカンがコレ。
こっちは買ってないので使い心地とかは知らんです。
あ、銅製ヤカンの手入れについての話忘れてた。
なんか手入れが大変的な話があるらしいですが、特に今のとこステンレスのと変わりないです。
湯を沸かしたらポットに全部入れちゃうんで、水残りません。
水残さなければ、勝手に乾くので、もうそれ以上手入れ不要なんですよね。
沸かすのは水オンリーで、中に茶葉とかも入れませんし。
湯沸しとして使うだけなら、特に手入れどうこう考える必要はないです。
他使い心地とかで、なんか気になる点とかあれば気軽に質問どうぞー。